歓談夜話

あなたにとって、うまくいかない日があっても大丈夫です。下には下がいて、例えばそれは僕のことです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

冬に目覚める。

たった一息で、視界は真っ白く覆われた。 12月、早朝の気温は5度。僕の住む横浜の地にも霜が降り、着の身着のままのパジャマ姿にマスクという出で立ちで朝刊を取りに外へ出ると、吐いた息で眼鏡が曇る。まだ暗いうちから郵便受けに投げ込まれていたであろう…

十人十色の子供たち。

昔、僕の家の前に広がる空き地が開発され、今のような建売の住宅街になってしまうより、ずっと前のこと。 小学校の終業チャイムが鳴り夕方になると、その段々畑のように広がる草地は、周辺に住む子供たちの遊び場になっていた。 男の子達は各々のお宝である…

チキンカツと言う名の試練。

最近、それこそ徒然なるままに過ごす日々の中で、僕自身これはいいなぁと思ったものを、写真に残しておくようにしようと思いながら生きている。 というのも、感性豊か?だったティーンエイジがどんどん遠のいていくこの生活にあって、写真を撮るという意識づ…

だったら目を閉じて音楽でも聴いてます。

寺山修司の本を読んだ。 ブックオフの百円コーナーに挟まっているのを見つけた『家出のすすめ』。 うーむ。 書評を書きたいわけではないので細かいことは割愛(というか、正直言って大した感想は抱かなかったというのが本音)するけれど なんというか、屈折…

『夜警』

正直に言おう。 僕はこの平凡な毎日に、不満を感じている。 己が特別な存在であれと願うことは諦めたとは言え、自分にこそ、できることがあるはずだという思いを、未だに信じてやまない日々。 そして、その思いを信じているのに、何もできずにいる自分と現状…

神の戯れに創りしもの『GKBR』

九月も半ば、残暑明けからぬ夜のこと。 帰宅して、いつものようにプレステとエアコンの電源をつけると、なにやら見慣れぬ、だがしかしよく知っている赤茶けた物体が、ポトリという音を立てて、目の前に落ちてきた。 それは、虫であった。 よく見るとそれには…

バリスタやバーテン的落ち着きに憧れる。

ソムリエでも可。 なんか、カッコいいですよね、バリスタとかバーテンダーとか、落ち着きがあって。 シックな店内にバリスタエプロン、真剣な眼差しで、最高の一杯を目指すーーー。 みたいな。 バーテンダーなら、おなじみの、寡黙にグラスを拭いたりして、…

届かなかった言葉 その2

以前、商業用に書いたものですが、ラインに合わないからと没になった歌詞達の供養を… はぁ、一生懸命作っても、本当に簡単にナシになっちゃうヨナァ。 割りに合わないというか、時給いくらだとか一文字いくらだとか、あんまし、考えたくないけど、明日のご飯…

満月なんて、興味ない。

昨日は十五夜でしたね。 主役の月は、まさしくシルバームーンとでも言うような、綺麗な月でした。 気温も涼しくて、とってもムーディーな夜でしたね。 お団子片手に、口笛なんか吹いちゃったりして、こんな時の曲っていったらやっぱりあれですよね、 き〜み…

長年の友達が、社会人になった途端年収の話しかしなくなった。

長年の友人Kが、社会人になった途端、年収の話しかしなくなった。 別にそのことについて、良いとか悪いとかを、判断をしようとは思わない。 お金は大事だ。 好きなものを買えるし、自分の生活を、自分でつくっていける。 ただ、2人で牛タンを食べていたら、…

夜中に思考停止して鑑賞する「CCさくら」以上に幸せなことはあるのか

深夜12時。 僕はおもむろにテレビのリモコンを取り出して電源をつけ、先日届いたばかりのfirestickTVからNetflixにログインする。 迷いなくキーをかちゃかちゃやる姿は既に手馴れたもので、こんな夜中に一体何を観るのかといえばそう 『カードキャプターさ…

フジロックって。

フジロックってなんだよ。 インスタにストーリーでフジロック行ってる!ってあいつなんだよ。 君はロックを聴かないをカラオケで歌ってたくせに彼氏とフジロック行ってるあいつなんだよ。 フジロックで楽しんでる私ってセンスいいし特別感あるとかほざいてた…

甘えたい。叱られたい。勇気づけられたい。

僕には、人生において、ずっとこの場にとどまってぬくぬくしていたい、という欲求がある。 しかしそれと同時に、心のどこかでは、焦りを感じている。 何もしたくないのに、何もしていない自分に苛立っている。 思い返すと僕は、自分の人生において、自分の価…

SNS時代の公平性について。

拙い例えで恐縮なのですが。 例えば、ここにシーソーがあるとします。 あなたと、誰でもいいですが、もう一人とシーソーで遊ぶとします。 二人で一緒に楽しもうと思った時、あなたならどうしますか? 勿論、二人で乗りながら、お互いが順番に飛んだり落ちた…

自分がない。

人を心から嫌いになることができないでいる。 こだわりとか、主張とか、そういう言葉とは程遠い人生を歩んできたからなのだろうか。 僕には自分と言えるものがない。だから、自分が嫌いな人もいない。 子供のころ。僕は誰かの言われたとおりにばかりしていた…

明日は明日の生き方で。

『あめふりくまのこ』という童謡が好きなんです。 歌詞の中で降り続けている雨が、最後まで上がらないところとか。 それでも、くまの子は、雨が止むことよりも、雨水でできた小川に、魚が来るのを待っているところとか。 先の見えない毎日にも、なにか楽しい…

悲しい時には葡萄を食べよう。

かつて大昔の中国で、高価な薬を買う事ができない貧しい人達の間で流行した、怪しい民間療法が存在したという。 なんでも、治したい症状に効く薬の名前を紙に書き、その紙を燃やして、残った灰を飲んだり患部に貼ったしていた、と言うのである。 医学が発達…

人は、人の傘になれるという話。

梅雨入りしたというのに、ずぼらな僕は傘を持って出かけない。なんとかなるだろうとたかをくくり、帰宅すれば濡れ鼠となって玄関のドアを開けるその姿は、家族に言わせれば、もはやこの時期の風物詩だそうである。 自分だけは雨に降られまいなどと言えば、そ…

『小学一年生でアニメキャラにガチ恋した少年の末路』

小学一年生の頃のことである。 僕は、人生で初めて、ある女の子のことで頭と胸がいっぱいになっていた。僕が好きになったその女の子は、いつだって元気いっぱいで優しく、負けず嫌いな性格だった。どうやら彼女は、時折自分の飼っている生き物の技の美しさを…

星に願いを。木偶の坊は奮闘する。

光陰矢の如しとはよく言ったもので、僕がこの世に生を受けてから、はやくも20余年の時が経つ。 振り返れば、これまでの時間は光のように一瞬だが、どこか影のように、現在にまであとを引くような出来事もたくさんあった。 思い出そうとすれば、記憶は矢継ぎ…

リベンジ。

本日 ふたたび 浜スタに 参戦してきました。 けっかは。 7-0!! 負けました。 そしてなんと 連れが1時間の遅刻をし。 浜スタに入った時には すでに勝負は決していたという…。 みかん氷 美味しかったけどね。 うん。 おしまい。 ちくしょー!!

大人のわがままに悩まされている人へ。

昨日の夜は野球観戦に行ってきました。 結果は3-2でDeNAの負け。 まったく、タフな試合でしたねぇ。 相変わらず攻めきれないといいますか。 昨日のハイライトはといえば 試合前の大和のセレモニーと レモンサワーを注いでくれた売り子のお姉さんの笑顔が可愛…

野球回のあるアニメは名作らしい。

突然ですが 当ブログも2日目にして 野球回をしようと思います。 というのも 今日 僕が横浜スタジアムに 参戦するから!! それだけ!! 今シーズンは初となる現地応援。 根っからの浜っこである僕は 親会社がTBSの時にファンになって それ以来ずっと応援して…

届かなかった言葉。

届かなかった言葉達の供養をさせてください。 願はくば 誰かに届きますように。 『ミルクティー』 樫の木の机の上で、ミルクティーを作ろう 君がミルクで、僕はオレンジペコ 時には砂糖を入れて 煉瓦色の中に溶ける思い出 きらきらと輝いている いつか君と …

瞬間、心、生クリーム。

人生とは 暇と退屈の連続であると言ったのは誰であったか。 半ばフーテンと化している僕のようなグータラ大学生にとって、『毎日』とは、シンプルに暇であることと同義である。 男がひとりで暇なとき、快楽を求めてすることと言えば相場は決まっていて それ…

恥ずかしいくらいの言葉で

自分で言っていて恥ずかしいくらいの言葉じゃないと誰にも伝わらないんじゃないか、なんて思う。例えばサンボマスターみたいに愛と平和を願って、そして歌えたら絶望の淵に腰掛けて足をぶらぶらさせているような人にだって明るいほうへ、振り向いてもらえる…

ちょっといいわたし症候群。

わかりやすいものが嫌いだ。お涙頂戴のシナリオや、既に勝利を手中に収めた正義には興味が湧かない。闇鍋のように混沌としていて、至らない人間が至らないまま生きているのを面白いとおもう。この主張がいささか自己擁護的であるということは置いておいて。…

ブログをはじめました。

目的はありません。PVとかいう言葉の意味もよくわからないでいる。お腹が空いたのでカツカレーを食べました。みたいなことしか書きません。つまり、そう。このブログに意味を与えるのは、常にあなた自身なのです。え?なにを言ってるのかよくわからない?そ…