明日は明日の生き方で。
『あめふりくまのこ』という童謡が好きなんです。
歌詞の中で降り続けている雨が、最後まで上がらないところとか。
それでも、くまの子は、雨が止むことよりも、雨水でできた小川に、魚が来るのを待っているところとか。
先の見えない毎日にも、なにか楽しいことを待っている、そんな自分の期待感とくまの子の気持ちが、重なる部分があります。
今日がつまらないのは、雨が止むの待つたったひとつの生き方に、こだわっているから。
楽しいことは、いつも自分の外側にある。
見方を変えれば、楽しいことの方からやってきてくれるはず。
期待していよう。
明日は明日の生き方で。
そんなポリシーを学んだ童謡なのです。
いつもどおり拡大解釈なのは、ご愛嬌ということで。
みんなが『鬼のパンツ』や『森のくまさん』の替え歌を歌っている中で、一人だけこの歌が好きだったのを、いいねと言ってくれた幼稚園の先生、お元気ですか?
まぁ、期待するのはいいけれど、待っているだけではなにも起きないだろうという人の意見も、正しい……。
おしまい。