歓談夜話

あなたにとって、うまくいかない日があっても大丈夫です。下には下がいて、例えばそれは僕のことです。

夜中に思考停止して鑑賞する「CCさくら」以上に幸せなことはあるのか

 

深夜12時。

 

僕はおもむろにテレビのリモコンを取り出して電源をつけ、先日届いたばかりのfirestickTVからNetflixにログインする。

 

迷いなくキーをかちゃかちゃやる姿は既に手馴れたもので、こんな夜中に一体何を観るのかといえばそう

 

カードキャプターさくら~クロウカード編~』である。

 

いい大人が夜中に、美少女が主人公のアニメを見ながら叫声をあげているとなれば、これはもう怪しいを通り越して既に犯罪そのものだと思われても仕方がない。

 

AVとかのほうがまだ健全なのではないか。

 

が、しかし、現にここ最近、僕のストレス発散方法といえば、もっぱら夜中に思考停止して『CCさくら』を見ることなのである。

 

寝る前にスマホをいじっていたら、なにやら一階から

 

『たんげ〜〜〜!!』

 

だの

 

『汝のあるべき姿にもどれ!』

 

だの、悪魔のような兄の叫び声を聞かされている弟達には誠に申し訳ないのだが、もはや僕は、このさくら鑑賞という儀式を通過しない限り、眠ることさえ困難なのだ。

 

とにかく、寝る前の『CCさくら』の効用はとんでもない。

 

さくらの可愛さのおかげで深い眠りにつくことができるようになったからか、どことなくお肌の調子がいいし、さくらの無邪気さのおかげで自律神経が安定し、日中ストレスを感じることも減ってきたような気がする。

 

さくらの笑顔を見れるなら、明日も頑張って生きようと思える。

 

これはきっと、国民病である、かの『さざ●さん症候群』にすら優位性を示すことができるに違いない。

 

僕にとって、可憐な美少女が可愛いコスチュームで飛び回り、ときにピンチになりながらも頑張るその姿は、それすなわち日常生活で磨り減った感情を蘇らせる、大量に摂取したマイナートランキライザーのようなものといっても過言ではないのでありましたとさ。

 

(うーん、どんな喩えをしたって、やっぱり犯罪的になっちゃうね)

 

おしまい。

 

追記

中学生編のEDさくらあざとくて尊死。