バリスタやバーテン的落ち着きに憧れる。
ソムリエでも可。
なんか、カッコいいですよね、バリスタとかバーテンダーとか、落ち着きがあって。
シックな店内にバリスタエプロン、真剣な眼差しで、最高の一杯を目指すーーー。
みたいな。
バーテンダーなら、おなじみの、寡黙にグラスを拭いたりして、時折「お隣のお客様からです」とか言ってロックグラスを滑らせちゃったりなんだり。
一度は言ってみたい台詞第4位くらいにはランクインしてそうですね。
「お隣の客様からです_φ( ̄ー ̄ )」
いかにクールに決められるかがミソなのかもしれません。
私生活でだって、彼らは絶対よれっよれのTシャツなんか着てなさそう。
コミュニケーション能力だって高くないと、お客様を相手にするカウンターの前の戦場には、立てないのかもしれませんな。
バーテンダーといえば、通っていた大学の最寄駅の駅前に、『喫茶映画館』というカフェ&バーがあって、よく行ってました。
残念ながらそこには格好いい店員さんはいなかったけれど、ジャズ好きの老夫婦二人でやってるところで、我が物顔で飼い猫が闊歩している自由な雰囲気が良くて、お気に入りのお店でした。
ジャズのレコードが大量に積んであって、お願いすると好きな曲をかけてくれます。
そういえば、彼女に振られ失意の中、自然に足が向いたのも『喫茶映画館』だったなぁ。
But Not For Meを聴きながら浴びるように電気ブランを飲んだのはいい思い出。
「人がいる空間を、居心地のいいものにするサービス」という意味で捉えれば、バーテンダーやバリスタと構成作家というのは、どこか似ているような気がします。
かたやバリスタやバーテンは、提供するコーヒーやお酒でお客様の楽しい空間を創造し、作家は、自分が書いたものでテレビやラジオの前にいる誰かの空間を、楽しいものにしていく。
とは言っても、僕の場合、実際お客様と会うわけじゃないので直接反応を見られるわけではないし、なによりいつもよれよれのTシャツを着ているので、格好良さは段違いなわけですが。
実際に顔を合わせたりしたら、何を言われるか怖すぎます。
つまんねーよ!とかなら、ごめんなさいというだけですが、時間返せ!とか言われたらもう本当にどうしようもない。
そういうわけで、面と向かって、お客様との仕事をしながらも、決して揺るがない彼らプロフェッショナルの落ち着きや、その真剣な眼差しに、僕はいつも憧れを持っているのです。
と、そんなことを言いながら、ウヰスキー片手にこのブログをやっているのかと思いきや、実際に書いているのは、まぁマ●ドナルドでなんですけどね。
おしまい。